漫画の製作にはそれなりにコストがかかりますが、いつでも潤沢な予算があるとは限りません。特にスケールメリットの出しにくい現場では、コストを抑えつつ漫画の良いところを活用する方法を考えなければなりません。

30万円くらいで漫画コンテンツを作ろうと考えた場合

マーケティング予算のうち、商品の説明のコンテンツ製作にかけられる予算、4-50万円。その内1-20万円は印刷代やパンフレットの全体デザイン、ウェブのランディングページの作成費用に、と考えた時に、残り30万円が、今回、漫画に割ける製作費用だとします。

広告漫画家の方へ依頼するとなれば、なんだかんだ、1ページあたり5-6万円かかるでしょう。大体5-6ページ分の漫画にまとめることができる。というのが相場といったところ。

けれど、それでどれだけの情報量を盛り込み、伝えることができるでしょうか。ストーリーも何もない説明に終始したとしても、30万円(その他の制作費を含めれば50万円)の費用をかけて伝えるにはあまりに寂しい情報量ではないでしょうか。

漫画とテキストを合わせてコンテンツにする!

限られた予算で、漫画の良さを取り込みつつ、より多くの情報を伝達するために、漫画とテキストを融合させたコンテンツ作りをおすすめしています。

1)導入部分を漫画でつかみ

2)イラストと、テキストでストーリーを展開させる

です。まずは2-3ページの漫画で、ナビゲート役となるキャラクター3名くらいを登場させ、ステージをビジュアル化させます。その後、テキストを中心に商品やサービスの説明を展開させます。たとえば、家電の広告が目的であれば、

【漫画】結婚式を目前に控えた若いカップルが家電量販店に行き、知識量の半端ない店員さん(家電のエキスパート)に出会う。

【イラストとテキストと写真】顔のイラストのみ登場するキャラクター同士が、会話を通じて商品についての疑問や新たな知識を得ていく過程を描く。

というのはいかがでしょう。初めからテキストでキャラクター同士の会話が展開されても、なかなか状況がイメージしづらいですが、漫画で状況とキャラクターが見えることで全く違った結果が得られます。これは私の事例ではありませんが、ブロックチェーンの説明にこの手法を取り入れたサイトがありましたのでご紹介します。

■マンガでわかるブロックチェーン
https://www.asteria.com/jp/inlive/social/2049/

ブロックチェーンという技術的にも難しいテーマを、漫画を活用することでやさしく解説したサイトになります。それなりの情報量になるので、全て漫画に描き起して説明させるにはコスト面や、製作日数でも相当かかると思われますが、上手に漫画とテキストを融合させた好例なので参考になさってみてください。